女性犯罪被害支援センター


ストーカー行為にあわないための対策

一方的な好意が満たされなかったことによる怨恨の感情から、つきまとい等の重大な犯罪に及ぶことがあります。


ストーカー行為にあわないための対策


 まず、ストーカー被害のはじまりは男女の人間関係のささいなきっかけが多いことを肝に銘じてください。
特に本人があまり意識しないような行動が特定の異性を刺激し、ストーカーへと変貌させる場合があります。以下のような事項に心あたりはありませんか?
・恋人や恋人でない異性に貢いでもらったり、おごってもらったことがある
・学校や会社でどんな異性とも親しくする傾向にある
・接客業など、不特定多数の異性に触れる仕事をしている
・恋愛経験が多い、飽きっぽい
・Mixiなどインターネットに写真やプロフィールを掲載している
・自分の声の留守番電話を使っている
・ゴミを前の日の晩に出している。
これらに1つでも該当すれば、あなたは十分ストーカー被害にあう可能性があります。
以下に挙げるストーカー被害にあわないための対策を行い、日々防犯に気をつけて生活してください。
1.外出時の注意
・出かける時はドアスコープで外にだれかいないか確認
・帰宅時、ドアを開ける前に、周辺に誰かいないか確認
・夜道など、危険な場所を通る時はタクシーなどを利用する
・待ち伏せされやすい人気のない場所などには行かない
・防犯ブザーなどの防犯具を携帯したり、携帯電話をすぐにかけられるようにする
・玄関のドアの開け閉め時に気をつける
・信用できる人以外の家に行ったり、車に乗ったりしない
2.住居に関する注意
・ドアには二重カギとドアスコープをつける
・引越し先が新築ではない場合、入居の際に鍵換える
・内側からチェーンもかける。ない場合は取り付ける
・玄関ドアの郵便受けはふさぐ
・夜間、在宅を知られることを防ぐために遮光カー テンを使用する
・送り主不明の手紙や届け物などは受け取りを拒否し開封せずに送り返す
・特別に信用できる人以外は自宅に入れない
・個人情報が書かれている書類はシュレッダーにかける
・窓などに出来ればカギを二つ以上し、少しの外出の時も必ず施錠する
・ゴミは収集車が来る直前に出す
3.通信媒体に関する注意点
・自宅はナンバーディスプレイ機能付き電話を設置
・無言電話が多いときはナンバーリクエストで非通知着信拒否の設定にする
・いたずら電話などは、電話の録音機能やICレコーダー等で録音する
・非通知着信拒否の設定にする
・携帯電話は110番や警察署に電話できるよう短縮番号を登録しておく
・簡単に人に電話番号やメールアドレスを教えない
・出会い系サイトやチャット等を利用しない
・ブログやホームページで写真や住所等をさらさない
・ブログやホームページで住居、学校、仕事等が特定できる記述はしない
・ブログやホームページに事細かな行動は書かない
4.恋愛について
・相手のことをしっかり見極めるまで付き合わない
・むやみに不特定多数の異性と親密にならない
・相手にあまり貢いでもらわない
・交際中、相手を傷つけるような行為・言動はしない
・別れるときは、相手に振ってもらうようにする

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